お知らせ

News

実例

2022.11.28

吃音の中3生 リモート授業で第一志望校合格【前編】~集団授業より馴染みやすいリモート授業

東京の中3生 リモート授業で第一志望校に合格!

  第一志望校の「東京電機大学高等学校」に2021年春合格なさった。東京の中3生の実例です。

おっとり系のホンワカ男子で、欲ややる気が外に出ないのがとても心配だとご両親。ご両親の一番の気がかりは吃音があることでした。

最初にご本人にお伝えしたのは「吃音は恥ずかしいことではないよ」ということです。

zoom授業の様子

Zoomで英語と国語のリモート授業7月から90分ずつ週4回行いました。  

教材をiPad上に表示してペンで上書きしながら英文の構文解説をしたり、

その場で書いた英作文を即画面共有して添削したり、 事前にLINEで送られた答案を画面上で添削したり、

1対1のリアルタイムリモート授業は画面を見ているだけのオンライン授業とは全く違います

対面授業と変わらない授業クオリティを維持できました。

確かにこちらの熱量はなかなか伝わりづらいのですが、生徒側はむしろ集中できるようです。

【リアルタイムリモート授業が吃音や発達障害生にはフィットする】

教室での集団授業より、リモートでの1対1の授業のほうが性に合うお子さんは潜在的に相当数おられると思います。

おとなしいタイプのお子さまにはうってつけでしょう。 特に彼には吃音があり、大勢の前でしゃべらるのは拷問に近いものがあります。

1体1でも体調の悪い時などはなかなか1音目が発生できず、発話が難しそうなときは彼の言いたいことを察してこちらが先に文章で話したり、 チャットを使って会話をしたり、なるべくプレッシャーを与えないように、緊張を強いらないように授業しました。

ときには、生徒さんの好きなももクロの話をしたりとか、たまに勝手に生徒さんの部屋に入ってくるにゃんこちゃんに癒されたりとか、そういう時は吃音は出ませんので意識してリラックスした状態を保つよう配慮しました。

次回は中編で彼の成績の推移をお話します。

当教室では吃音やASD、ADHD、場面緘黙など少数派の子どもたちへの指導実績があります。特性に合わせたオンラインならではの指導を行っています。

→指導実例記事2021/09/08/場面緘黙の小3生とオンラインで/

→e・フリースクールの個別指導について

→お問い合わせはこちらのフォームから

→お電話はこちら